「図書館で夢を実現しました大賞」優秀賞を受賞
　ワイズ・リーディング　県立図書館活用で

遠隔画像診断の�潟純Cズ・リーディング（熊本市飛田３丁目、中山善晴社長）はこのほど「鳥取県の２１世紀の図書館を創る会」の「図書館で夢を実現しました大賞」で優秀賞を受賞した。
図書館が蓄積している情報や司書によるレファレンス（検索などの意）などを利用した中小企業支援機能「ビジネス支援図書館」を自社の事業に活用した事例に対し、鳥取県立図書館が同会を主宰し設けているもの。応募１１件１２事例の中から新規性、社会への貢献度、図書館の活用度などの審査基準により最優秀賞１事例、優秀賞２事例が選ばれた。
同社はＣＴやＭＲＩなど医療画像の遠隔画像診断事業で、熊本県立図書館のビジネス支援機能を活用し、最終的に熊本大学や富士フイルムメディカル�梶i東京都港区）らとの連携に至った事例を紹介し受賞した。
中山社長は「経営の悩みを聞いてもらいたいと思って図書館を利用し、家業から事業へのプロセスを踏むことができた。今後は新人の起業家にビジネス支援図書館を知ってもらえるよう、図書館主催のセミナーへの参加など協力をしていきたい」と話している。 （東）