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2月期決算は冬物好調で2年ぶり増収
 古荘本店 取締役に古荘貴敏社長室長

褐テ荘本店(熊本市古川町、古荘善啓社長)の2月期決算は売上高が前年比0・4%増の74億3700万円、経常利益は37・4%減の6700万円だった。増収、減益共に2年ぶり。
主力の衣料品は11月以降の冷え込みで厚手、防寒衣料の売れ行きが好調だった。夏場は「クールビス」関連の紳士衣料が動きを見せた。福岡支店の移転拡充など福岡地区の営業強化も売り上げ増に貢献した。携帯電話事業の売上高は前年並み。
減収は直営店舗の見直しに伴う経費増加などが主な要因。さらに特別損益では在庫評価額を見直し損失処理する一方で株の売却益を計上したため当期利益は前年比33・8%増の1億700万円だった。
07年2月期は福岡地区の売り上げ増や、昨年6月に始めた東芝エレベーター(東京都)の代理店事業の業績反映で増収増益を見込んでいる。
福岡地区では04年8月に福岡市東区の福岡流通センター内に5階建てビルを購入、福岡支店を移転拡充。同年9月には同ビル内に「肌着館」、同じく昨年4月に「レディース事業部」を開設するなど福岡地区の営業強化を図っている。
役員人事では5月25日の株主総会で取締役に古荘社長の長男、古荘貴敏社長室長を新任した。
古荘貴敏(ふるしょう・たかとし)取締役は、1977(昭和52)年8月19日生まれの28歳。慶應義塾大学法学部卒業後、2000年富士ゼロックス本社入社、東京支社ドキュメント・ソリューション第1部などで勤務。05年5月古荘本店に入社、新設の社長室長に就いた。趣味はテニス、フルート、将棋。 (鬼塚)

週刊経済:2006年6月20日発行 No.1381

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