テレビ会議システムを自社で開発、販売開始・・・・ワイズ・リーディング

　医療関連事業の��ワイズ・リーディング（熊本市北区高平３丁目、中山善晴社長）は１０月１日、テレビ会議システム「ワイズコネクト」を自社で開発、販売を開始した。
　同システムの特徴は�@２０人までの複数接続が可能�A接続がブラウザで完結し、システムのダウンロードを必要としない�BＹｏｕＴｕｂｅなどの動画やパワーポイントなどの資料を画面共有できる�Cオンラインによるアンケート、集計機能付き�Dカレンダーで会議日時が把握できるほか、会議開始前のお知らせメール機能付き�EＡＩによる画像処理やノイズキャンセル機能装備�F購入企業は画面上に自社のオリジナルカスタマイズソフトとしてロゴなどを表示できる、など。
　販売価格は基本料５０万円からで、保守料を含めた一括支払いと月々の分割払いが可能。導入費用の４分の３が補助されるＩＴ導入補助金の対象商品としてすでに南九州月星、オジックテクノロジーズ、長崎のリエゾングループなどが導入している。今後は、サブスクリプションサービスによる提供も行う予定。
　同社では「現在、音声を文字化する議事録機能を付与した機能を準備中のほか、遠隔診療システムへの応用を進めている」と話している。
同社は２００７年７月設立、資本金２０５０万円。１７年８月、インキュベーションラボ「ＳＯＣＫＥＴ」を開設している。