福岡市博多区博多駅前に九州支社を新設
 金剛

 オフィス、文化施設関連設備製造・販売の金剛��( 熊本市西区上熊本３丁目、田中稔彦社長) は９月１０日、福岡市博多区博多駅前２丁目に九州支社を新設、田中社長が支社長を兼務するなどの組織新設・変更および大幅な人事異動を実施した。人事異動の発令は９月２１日付。
 九州支社は、従来の福岡支店とは別に福岡市博多区博多駅前２丁目の第７岡部ビル９階（１３２�u）に事務所を新設。田中社長が同支社長を兼務し、常勤社員は営業支援スタッフと技術系社員の計４人で９月２４日から営業を開始した。主に西日本エリアの地域資源発掘に向けた新たな営業拠点とし、技術職社員も配置することで、市場のニーズを製品や事業の開発にスピーディーに生かすためのインキュベーションスポットとしての展開も図るという。
 また、従来、鹿児島、宮崎の２県をカバーしていた南九州支店を熊本支店に統合し、熊本・南九州支店とした。従来の南九州支店（鹿児島市）は閉鎖するが、宮崎営業所はそのまま残す。加えて沖縄営業所を支店に格上げし、専属の支店長を配して３人体制で営業力を強化する。さらに社内システムの横断的統合を図ることで市場競争力の高い生産体制の確立を目指すために統合システム推進室を新設。
 同社では「人口減少・超高齢化などの社会構造の変化に対応した��地方創生�≠�重視した。同時に市場で得た情報を迅速にものづくりへ生かすための開発・生産体制強化にも取り組むことを目的とした組織改革」としている。副本部長以上の人事異動は次の通り。
 ▼代表取締役社長兼九州支社長（代表取締役社長）田中稔彦▼取締役営業本部担当（取締役執行役員・営業本部担当）宮野孝幸、取締役執行役員管理本部本部長兼関連事業部事業部長（執行役員管理本部本部長兼関連事業部事業部長兼管理本部副本部長兼財務グループＧＬ）永野章▼執行役員業務本部長（執行役員製造本部長）中村卓也、執行役員製造本部長兼副本部長＝事業部、事業開発部担当（執行役員業務本部本部長）小田部隆▼管理本部副本部長兼品質保証室室長兼財務グループＧＬ（営業本部大阪支店支店長）狩所聡、業務本部副本部長兼統合システム推進室室長（業務本部副本部長）北村徹、業務本部副本部長＝施工部門東京担当兼施工グループ・東日本ＧＬ（業務本部副本部長・施工担当兼施工グループ・東日本ＧＬ）宮村大輔、業務本部副本部長＝施工部門本社担当兼施工グループ・西日本ＧＬ（業務本部施工グループ・西日本ＧＬ）中尾公一、製造本部副本部長＝生産設計部、特殊製品部担当（製造本部副本部長・生産設計グループ、技術グループ、開発グループ担当）田村哲郎、製造本部副本部長＝金属製品部担当（製造本部副本部長・製造管理グループ、製造グループ、販売グループ担当）福田成雪、製造本部副本部長・管理部担当兼管理部グループ長（製造本部製造グループＧＬ兼生産二チームＴＬ）中山利久。以下、支店長級、部長級、チームリーダー級など５４人の人事異動も実施する。

新製品開発と営業支援の新会社を設立

 オフィス、文化施設関連設備製造・販売の金剛��( 熊本市西区上熊本３丁目、田中稔彦社長) は９月２１日、新製品開発と営業支援を目的とした新会社を熊本市に設立、先に開設した福岡市博多区の九州支社を活動拠点に業務を開始する。
 新会社の社名は�潟Xペース２０２０。資本金は１千万円。本社は熊本市西区上熊本３丁目の金剛�竃{社内に置き、実質的な活動拠点は福岡市博多区博多駅前２丁目の第７岡部ビル９階の九州支社と同じフロアに置く。業務内容は機械装置、プログラムの設計・開発・製造・販売や関連する技術指導、金剛�叶ｻ品の企画・技術提案・販売支援など。社長は田中社長が兼務、常務には金剛を退任する永井重敏取締役が就く。新規採用の技術系社員３人でスタートし、今後、業務の拡大に伴い増員していく予定。初年度は新製品の開発やコンサルティング事業を中心に８千万円の売り上げを目指している。
 同社では「お客さまの声が届きやすい環境の中で新製品の開発と、企画・提案を中心とした金剛の営業支援活動に取り組んでいく。特に、これまで自社の工場では扱いが難しかったセンシング技術を応用した新製品の開発に注力していきたい」と話している。新会社の役員は次の通り。
 ▼代表取締役社長　田中稔彦▼常務取締役　永井重敏▼取締役　宮野孝幸（非常勤）▼監査役　永野章