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売上高は12・4%減の183億1400万円・・・・熊本トヨタ自動車

 熊本トヨタ自動車梶i熊本市南区日吉2丁目、井原宏社長)の2020年3月期決算は、売上高が前期比12・4%減の183億1400万円、経常利益は同53・3%減の2億4800万円で減収減益となった。当期純利益は同40・8%減の2億5700万円。減収は5期ぶり、経常利益は3期連続の減益。
 新車販売は、主力の「クラウン」、「プラド」の販売が減少し、販売台数は前期の4678台から386台(8・3%)減の4292台。「ライズ」などコンパクトカーの販売割合が高くなったことで、売上高も同15・8%減となった。中古車販売は前期の3368台から47台(同1・4%)減の3321台となり、売上高も同3・1%減。サービス部門は車検や整備は前期を上回ったが、リコールなどの保証修理が減少し、売上高は前期並み(同0・4%減)となった。
 経常利益はコンパクトカーの販売割合が高くなったことで利益率が下がったことに加え、中小企業経営強化税制を活用し、今年4月に新築移転した「大津店」(大津町引水)の建築費用の特別償却を実施した結果、3期連続の減益となった。
 21年3月期決算の見通しについて井原社長は「売上高目標を194億円としてスタートしたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で見通せない状況」とした上で、「6月にフルモデルチェンジした人気のSUV『ハリアー』の販売開始や、5月8日から始まった全トヨタ車の全車種併売化をチャンスと捉え、前期並みの収益は確保したい」と話している。  

取締役に中村幹男管理副本部長

 役員人事では、5月30日に開いた株主総会とその後の取締役会で、取締役に中村幹男管理本部長を新任した。また、同日付で執行役員に中川大営業副本部長が昇格した。
 中村幹男(なかむら・みきお)取締役は熊本市中央区帯山出身、1962(昭和37)年6月25日生まれ、58歳。濟々黌高校卒。92年4月入社、2009年1月大津店店長、11年1月レクサス熊本東GM、19年8月管理副本部長。
 熊本トヨタ自動車役員構成(5月30日付)
 ▼取締役相談役 與縄董▼代表取締役会長 與縄義昭▼代表取締役社長 井原宏営業本部長▼専務取締役 與縄裕二▼取締役 中村幹男管理本部長=新▼取締役(非常勤)與縄英二▼監査役(非常勤) 井田一己
_くまもと経済 業界NAVI_:2020年7月30日発行 No.470

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