全国建築コンクリートブロック工業会の専務理事に・・・・蛇の目ブロックの原社長

　コンクリートブロック製造販売の蛇の目ブロック�梶i熊本市東区月出１丁目）の原裕一社長は５月、(一社)全国コンクリートブロック工業会（東京都、�裄V佳雄会長）の専務理事に就任した。
　同会は全国のコンクリートブロック製造を行う企業が参加し、ブロックの製造や品質に関する調査研究や普及啓発などを行う一般社団法人で、定時総会の任期満了に伴う役員改選で理事に就任し、その後開かれた理事会による互選で専務理事に選任されたもの。原社長の理事・役員選任は今回が初。任期は２年。
　原裕一（はら・ゆういち）社長は熊本市中央区水前寺出身、１９６７（昭和４２）年生まれの５５歳。熊本北高校―東和大学建築工学学科卒。サンコーコンサルタント�活鼡煙囃z士事務所に勤務後、１９９４（平成６）年に入社。９６年代表取締役に就任。全九州コンクリートブロック工業組合副理事長。趣味はスキューバーダイビング、ゴルフ、バイク。
　「業界全体の課題として価格競争によって適正利益が取れないことで製品開発に支障をきたすなどの状況があり、『競争から共存へ』という方向に向かっている中で指名していただいた。全国でも結束が強い地域である九州の取り組みを全国に伝えるとともに、全国の最新の情報を九州に持ち帰るなど業界全体を盛り上げていきたい。自分自身も成長できるという思いで気負わずに自分の言葉で発信していきたい」と話している。