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通販事業の中村屋をグループ子会社化・・・・藤本物産

 青果卸の藤本物産(熊本市西区田崎町、藤本泰弘社長)は5月1日、通販事業の(同)中村屋(同市中央区出水4丁目、中村研二社長)をグループ子会社化した。
 通販事業の強化を狙う藤本物産と同社の仕入れ先や販路といった営業基盤を生かし、さらなる事業拡大を図りたい中村屋との戦略が一致した。藤本物産は中村屋の発行済み株式を100%取得し、合わせて樺村屋に組織を変更。役員は社長に藤本社長、取締役に藤本尚之藤本物産専務がそれぞれ就任し、中村社長は常務取締役に就いた。藤本物産は昨年11月、「肥後ふる」の名称で通販サイト「楽天市場」に出店。県産みかんをはじめ、みかんジュースやドライフルーツといった加工品を販売しているが、グループ化に伴い、今後は中村屋が同サイトの運営を担う。また青果物以外の取扱も順次増やし、ネット販売の売上増を目指す。
 藤本社長は「消費者のライフスタイルの変化で、青果流通業界でもネット販売の重要性は年々増している。2社の強みを生かし、シナジー効果を発揮しながら藤本物産グループ全体の事業拡大につなげていきたい」と話している。
藤本物産は1948年創業、62年設立。グループ会社で青果物の生産・流通・小売を手掛けている。グループの社員数はパート含め420人、年商は202億円。
 中村屋は2019年創業、設立。社員数は10人。通販事業ほかホームページ・ECサイト・動画制作、デザイン事業、ふるさと納税代行事業が主力。年商は4億6千万円で5年後をめどに10億円を見込む。
_くまもと経済 業界NAVI_:2021年7月30日発行 No.482

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