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合志市御代志に複合施設を建設・・・・南栄開発

 不動産デベロッパーの南栄開発(熊本市東区小峯3丁目、斉藤忠社長)は、合志市御代志に商業店舗を中心とした複合施設を建設する。来年夏の着工を予定しており、開業時期は未定。
 合志市の御代志地区土地区画整理事業における民間商業施設の開発事業者に選定されたもの。場所は国道387号沿い、今年10月に完成予定の熊本電鉄新御代志駅南東側。同市から賃借する1万7500uの敷地に平屋建て、一部2階建て合わせ4〜5棟の建屋を建設する計画。延べ床面積は約7100u。誘致テナントはスーパーマーケットや100円ショップ、学習塾、クリニック、インテリア雑貨・アウトドア用品販売店、飲食店などを想定しており、「生活・ライフスタイル・飲食という3つのキーワードで県内外から魅力あるテナントを呼び込みたい。建物を複数に分けて建設することで、来店者が歩いて回れるウォーカブルな施設のイメージを描いている」(斉藤社長)という。敷地内には約270台分の駐車場やイベント・催事ができる広場も整備する計画で、同市と協議を進めている。総事業費は明らかにしていない。
 斉藤社長は「人口増加や地価上昇など発展を続ける合志市のまちづくりに貢献できればと、今回の開発事業に応募した。多くの人が行き交う鉄道の始発点に近い場所で、地域の新たな顔となる施設開発へ取り組んでいきたい」と話している。
 同社は1984年設立。九州一円で戸建てやマンション、事業用地の開発を手掛けている。関連会社合わせ社員は約40人。2017年にはダイエー熊本下通店跡地に粥N井總本店と共同で複合商業施設「下通NSビル」を建設し、商業ゾーン「COCOSA」をオープンしている。
_くまもと経済 業界NAVI_:2022年7月30日発行 No.494

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