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月出2丁目に在宅療養支援診療所併設の高専賃
 萬生会 来年3月に完成

熊本第一病院などを運営する特別医療法人萬生会(熊本市田迎町、河北誠理事長)は、同市月出2丁目に在宅療養支援診療所など併設の介護付き高齢者専用賃貸住宅(高専賃)を建設している。来年3月に完成する予定。
特定施設入居者生活介護の認定を受けた介護付き高専賃で、在宅療養支援診療所や訪問看護ステーションを併設する。名称は「サンセリテ月出」。場所は帯山保育園北側、同会運営の月出在宅療養支援診療所の建物を解体し新築している。敷地面積は923u、鉄筋コンクリート造り4階建て、延べ床面積は2275u。
1階はエントランスやロビー、地域ふれあいスペース(多目的ホール)、厨房(ちゅうぼう)など。2階にはこれまで現地にあった在宅療養支援診療所と訪問看護ステーション、居宅介護支援事業所のほか、事務室などの管理部門が入る。3〜4階が居室フロアで、18uの個室が全36室。入居一時金は敷金として15万円、家賃と食費を含めた月額費用は14万円程度を予定、別途介護保険自己負担分が必要となる。
スタッフは特定施設部分が看護師3人、ケアワーカー16人、ケアマネジャー1人、生活相談員1人の合計21人。このほか、在宅療養支援診療所と訪問看護ステーションに医師や看護師が常駐する。
河北理事長は「月出地区には高齢者施設が少ないため開設を決めた。これまでグループ内の病院や在宅療養支援診療所で培ってきた医療や看護のノウハウを併せ、介護サービスと在宅医療を一体的に提供したい。今後、清水地区でも同様の施設の開設を目指す」と話している。

合志第一病院の旧緩和ケア病棟をリニューアル
 
また、同会が運営する合志第一病院(合志市御代志、坂本泰雄院長)は、旧緩和ケア(ホスピス)病棟のリニューアル工事を行う。10〜11月に完成する予定。
昨年4月から休止している緩和ケア病棟を改装し、緩和ケアも行う一般病棟として再スタートするもの。22床のうち一部は2人部屋だったが、すべて個室に改装。床材などを張り替えるほか、薪ストーブの設置などを行う。
同会は1885(明治18)年、熊本市魚屋町に浦本医院(現熊本第一病院)として開業。グループに合志第一病院、在宅ケアサポートセンター清水などがある。 (佐藤奈)
週刊経済:2011年7月19日発行 No.1631

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