２０２２年産夏秋野菜販売目標は７８億円に・・・・ＪＡ熊本経済連

　ＪＡ熊本経済連（熊本市中央区南千反畑町、丁道夫代表理事会長）は６月７日、同地で「２０２２年度夏秋野菜生産販売対策会議」を開催した。
　今期の夏秋野菜販売目標７８億円の達成に向け、基本技術の徹底による安定生産、規格の遵守による品質確保、出荷調整機能・情報発信機能の強化、販促活動の拡充を重点項目に掲げ、産地と市場の意識共有を図った。会議には、九州を中心とした取引市場８社や県内ＪＡ担当者らがリモートでの参加を含め約５０人が参加した。
　本年産（７月から１０月）夏秋野菜の生産出荷計画は、作付面積１０２５ヘクタール（前年比９９％）、出荷数量２万９５０トン（前年比９７％）としている。高齢化に伴う離農やコロナに伴う人材不足などで昨年を下回る出荷計画となっている。
　同連園芸部では「夏秋野菜の本格的な出荷がこれから始まっていく。産地と市場の情報共有を行い、販売力強化に努めたい」と話している。