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22年産秋冬野菜・果実販売目標は370億円・・・・JA熊本経済連

 JA熊本経済連(熊本市中央区南千反畑町、丁道夫代表理事会長)は10月13日、同区上通町のホテル日航熊本で「2022年産秋冬野菜・果実出荷大会」を開いた。
 22年産秋冬野菜および果実の生産出荷計画数量は野菜が7万5781トン(前年比105%)、果実が1万133トン(同104%)、合計8万5914トン(同105%)。販売目標金額は野菜が260億円(同99%)、果実が110億円(同105%)で、合計370億円(同101%)。出荷計画数量と目標金額はともに昨年から微増。
 野菜は作付面積が2413ヘクタール(同99%)で、品目別にみるとトマトは他品目への転換などで減少傾向にあるが、ミニトマトやナスは微増。また、ブロッコリーは他品目への転換などが要因で作付面積が減少し、ゴボウは増反で潤沢な出荷を見込むという。
 イチゴは作付面積が167ヘクタール(前年比101%)で微増。品種構成は県育成品種「ゆうべに」が全体の54%を占め、昨年より微増となり、「恋みのり」は構成比が28%で面積が減少。出荷は前年比107%の7265トンを計画している。
 瓜類ではメロン類が作付面積98ヘクタール(前年比102%)で、一部でアンデスメロンからアールスメロンへ品目変更が見られるが、昨年並み作付面積で出荷計画1945ヘクタール(同102%)を見込んでいる。スイカ類は販売が好調で、作付面積41ヘクタール(同107%)、出荷は923トン(同113%)を計画している。
 当日の大会には生産者、県内JAや県関係者ら約110人が出席。丁会長が「台風による農作物への被害など多少あったが、生産者の努力で秋冬野菜の生産は順調に推移している。生産や出荷コストの上昇で厳しい状況だが、行政との連携やJA熊本果実連との協力を強め、今後も安定供給に努めていきたい」とあいさつした。
_くまもと経済 業界NAVI_:2022年12月30日発行 No.499

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