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2月の輸出入総額は142億906万円・・・・八代税関支署

 八代税関支署がまとめた2025年2月の管内(熊本出張所、水俣出張所、三角出張所、熊本空港出張所)の貿易概況は輸出入総額が前年から68・4%減少した142億906万円だった。減少は3カ月連続。
 輸入総額は前年から59・9%減少した103億6821万円。主な主要輸入品は穀物および同調製品16億5601万円(構成比16%)、石炭15億7954万円(15・2%)、肥料13億8130万円(13・3%)、元素および化合物13億2649万円(12・8%)、有機化合物12億5407万(12・1%)など。特に石炭は、コンテナ船が最初に入港した他港の実績として計上されたことに加え、インドの国内炭増産や中国の経済の鈍化などによって需要が減少し、価格が低下。前年同月比同72・1%減少だった。また、原動機など一般機械は昨年多く輸入された反動を受け83・9%減少した。一方、高圧ガスなど元素および化合物は59・6%増、木材およびコルクは14・2倍増加した3億96万円だった。主な輸入国はマレーシア(構成比16・3%)、カザフスタン(15・2%)、ブラジル(12・4%)など。前年はオーストラリア、カナダ、中国だった。
 また、輸出総額は前年から10・9%増加した38億4085万円。主要輸出品は輸送用機器9億658万円(構成比23・6%)、電気機器6億6737万円(17・4%)、木材およびコルク4億409万円(10・5%)、一般機械3億3475万円(8・7%)、その他の化学製品3億1635万円(8・2%)など。輸送用機器はアメリカ向けに自動二輪車の輸出が好調なことに加え、輸送形態の変更によって神戸港を経由するフィーダ船で運搬するようになったため前年から2・6倍に増加した。そのほか、再輸出品が同7・7倍の2億3774万円、金属鉱およびくずが同2・5倍増の3億1235万円だった。一方、電気機器が同20%減の6億6737万円、鉄鋼が同44・5%減の1億440万円だった。
 主な輸出国は米国(構成比25・6%)、中国(23・7%)、韓国(16%)など。米国に輸送用機器、一般機械の輸出が増加し、前年の台湾を大幅に上回った。
_くまもと経済 業界NAVI_:2025年6月30日発行 No.529

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