西原村に建設用の機材センター開設・・・・大阪府のアクトワンヤマイチ

　建設用機材レンタル卸の�潟Aクトワンヤマイチ（大阪府、山田耕次社長）は１０月２日、西原村布田に県内初拠点となる機材センターを開設した。九州では福岡営業所に次ぎ２拠点目。
　県内で半導体関連工場の建設が相次いでおり、建築用機材レンタルの需要が高まっていることから開設に至った。場所は県道堂園小森線沿い、阿蘇くまもと空港東側のドラッグストアモリ熊本共配センター跡地。敷地面積は５２８９�u、建物は鉄骨造り平屋建てで、床面積は２３１４�u。同センターでは足場や台車など内装工事に関連する建設用機材をレンタル業者に卸すほか、機材の修理や清掃などメンテナンスにも対応する。県内ほか、南九州からの注文も受け付けている。スタッフ数は２人。営業時間は午前８時４５分〜正午、午後１時〜同４時半。同社では４年前、福岡県新宮町に九州初拠点となる福岡営業所を開設しており、熊本にも拠点開設を計画していた。
　同社は「当センターは他県の機材センターと比較して規模が大きく、九州のストックヤードとしての機能も担っている。ＴＳＭＣの進出で高まっている県内の建設需要に応えていきたい」と話している。
　同社は１９６４年創業、７１年設立。資本金は１億１千万円。全国に１９カ所の営業所および機材センターを設けており、２０２２年９月期の売上高は６３億２６００万円。従業員数は２２７人。