帯山支店など５店を統廃合
　熊本ファミリー銀行　店舗数は７０店舗に

熊本ファミリー銀行（鈴木元頭取）は８月から９月にかけて、熊本市帯山３丁目の帯山支店など５店舗を近隣店舗に統廃合する。効率的な人員配置を実施し、今後の新規出店や既存店舗の移転などに備えるもの。
８月２４日付で秋津レークタウン出張所（熊本市秋津町）を健軍支店（同市健軍３丁目）、岱明出張所（玉名市岱明町）を玉名支店（同市繁根木）に、９月１４日付で帯山支店（熊本市帯山３丁目）を保田窪支店（同市帯山４丁目）、御幸田迎支店（同市良町２丁目）を田迎支店（同市出仲間８丁目）、迎町支店（同市本荘６丁目）を中央支店（同市山崎町）にそれぞれ統合する。ＡＴＭコーナーは引き続き存続させるが、岱明出張所は店舗と共に廃止する予定。廃止店舗の行員約４０人は統合店に異動させた後、重点地区に再配置する。これらの統廃合により、同行の店舗数は熊本６３、福岡４、鹿児島３の計７０店舗となる。
「今年度を最終年度とする中期経営計画では東京、大分、長崎、島原の支店を廃止し、嘉島支店をオープンした。次年度以降の経営計画においても新規出店・既存店舗の移転を検討し効率的な店舗展開を目指す」と話している。 （佐藤奈）