桜の馬場に観光交流施設の建設に着手
　熊本市など　来春オープン予定

熊本市（幸山政史市長）と熊本城観光交流サービス�梶i矢野賢司社長）、熊本城桜の馬場リテール�梶i丸本文紀社長）は２月１５日から「熊本城桜の馬場観光交流施設（仮称）」の建設に着手した。
同施設は、来年３月の九州新幹線の全線開業に合わせ３者が官民連携で整備。観光交流施設はＰＦＩ事業により凸版印刷グループを主体とする熊本城観光交流サービス�梶A物販・飲食施設を民間の独立採算により第三セクターのまちづくり熊本などを主体とする熊本城桜の馬場リテール�鰍ｪ整備する。敷地面積は約１万８４８２�u、施設は観光交流ゾーンが鉄骨２階建て、延べ床面積３３０１�u。飲食物販ゾーンは木造（一部鉄骨）平屋（一部２階）建て、延べ床面積は２３３５�u。総事業費は約５２億円。
同日に現地で行われた祈願祭には関係者ら約２００人が出席。神事のあと、幸山市長は「九州新幹線の開業に合わせた重要な拠点として、官民が連携した施設を整備し、熊本城をはじめ日本一の地下水都市など、熊本の魅力を発信したい」とあいさつ。また、熊本城観光交流サービス�鰍ﾌ矢野社長は「関連業者一同が工事の完成と運営の準備に当たり、賑わいづくりに貢献したい」、さらに熊本城桜の馬場リテール�鰍ﾌ丸本社長は「中心市街地活性化の実働部隊として企画力を発揮し、多くのお客さまをお迎えしたい。民間企業である以上、利益を出すことに努めたい」とあいさつした。施工は岩永・味岡・西部・山本建設工事共同企業体。来年１月末に完成予定、来春のオープンを予定している。 （熊谷）