全面人工芝を使用したサッカーグラウンドを建設
　秀岳館高等学校　高校設置は南九州初

八商学園秀岳館高等学校（八代市興国町、中川靜也理事長）は現在、約４億円をかけ同市高島町に全面人工芝を使用したサッカー専用グラウンドを建設している。南九州の高校では初の設置。
完成は１１月上旬。場所は市立八代養護学校北側。敷地面積は１万３６９５�u、サッカーグラウンドの面積は１万７５８�u。サッカーグラウンドには、サッカーコートを１面、キッズサッカー用コートを２面、フットサルコートを１面設ける。　
また敷地内には管理棟、トイレ・シャワー棟を建設。管理棟は、鉄骨造り２階建て、延べ床面積は１４４�u。１階には部室、道具倉庫、２階には監督室、観戦ルームなどを備える。トイレ・シャワー棟は木造平屋建て、建築面積は２８�u。駐車場は約６０台収容。１１月３日に同地で竣工（しゅんこう）式を予定しており、当日はこけら落としとしてロアッソ熊本とのエキシビジョンマッチを予定している。
中川理事長は「地域の少年や一般の方なども利用していただき、人々との交流を通じて生徒たちを成長させていきたい」と話している。 （加藤）