九州新幹線全線開業へ向け県民運動組織を発足
　村井熊本いいくに会長ら　サポーターを募集　

村井眞一・熊本いいくに会会長（ニューコ・ワン�且ﾐ長）ら県内企業経営者など１２人は１１月１０日、九州新幹線全線開業へ向け県民運動組織を発足した。
名称は「サプライズ！県民運動実行委員会」。「くまもとサプライズ！」は、小山薫堂さん（熊本出身の放送作家）が九州新幹線全線開業に向け、熊本の魅力を県外に発信するために提案したスローガン。実行委員会は１２人のメンバーでスタートし、実行委員長には村井会長が就任。事務局は通販サイト運営の熊本ネクストソサエティ�梶i熊本市上通町、村井眞一代表取締役）内に置く。今後は民間レベルで新幹線開業の気運盛り上げにつなげるため、個人および企業から同実行委員会に賛同する「サプライズサポーター」を募集、来年３月の全線開業までに個人で１万人、企業で５００社のサポーター獲得を目指す。個人サポーターの加入料は無料で、広報部長は年会費５千円、広報部員は同２千円が必要。企業サポーターの年間費は一口２万円で、企業サポーターに加入すると同実行委員会が運営する専用ウエブサイト上で、各企業が提唱する「サプライズ宣言」や企業情報を発信できる。
同実行委員会は「県が推奨するくまもとサプライズ！を県民運動として盛り上げ、県外客に対し魅力あるおもてなしで受け入れ体制をつくりたい」と話している。 （大島）