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明徳町にグループ・ケアホームを建設
 明徳会 4月オープン予定

熊本市明徳町で知的障害者更生施設などを運営する社会福祉法人・明徳会(同地)は、同地に障害者のグループ・ケアホームを建設する。施設は4月1日にオープン予定。
場所は同地の施設「チャレンジめいとくの里」(松村忠彦施設長)から200m西側。敷地面積は1756u、鉄筋コンクリート造り平屋建てで建築面積は426u。待機者の解消を図るため、競輪やオートレース事業などを行うJKA(本部=東京都千代田区、下重暁子会長)の補助を受けて建設する。施設はグループホーム、ケアホームが一体となっており、名称は「オレンジハウス」。ホーム内は段差をなくした全面バリアフリー構造となっており、居室は完全個室(12u)で10室。居室のほかには食堂や娯楽室、支援室、浴室、相談室などを設ける。主に知的障害者が対象。スタッフは6〜7人で対応する予定。樺嶋理事長は「グループホームに加え、ケアホームも併設することで重度の障害の方も生活ができるようになり、待機者の解消にもつながると思う。地域の中で利用者がその人らしく生活できるような場を設けていきたい」と話している。
同会は2003(平成15)年10月設立、現在、約1万uの敷地内に、知的障害者更生施設「チャレンジめいとくの里」と障害福祉サービス事業所「サポートセンターめいとく」を運営している。総建築面積は約2700u。主に生活介護、自立訓練(生活訓練)、就労移行支援などを行っている。利用者は89人で、スタッフはパート含め50人。 (堀)

週刊経済:2011年1月5日発行 No.1604

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