建築業・不動産業向けに顧問制度を導入
　中島登記測量事務所　土地購入工程をプランニング

土地家屋調査士の中島登記測量事務所（山鹿市久原、中島英司所長）は４月から、建築業・不動産業向けに顧問制度を導入する。
建築業・不動産業などと顧問契約を結び、建築基準法、都市計画法に沿って、土地購入までの工程をプランニングするもの。従来は施主が購入する土地を決定した後土地の測量調査を行うため、土地決定時の試算より造成工事等にかかるコストが上昇するケースがあった。顧問契約を結ぶことで土地を探す段階から土地にかかる必要経費を調査したり土地購入までの工程をプランニングすることができるため、従来の問題を解決することができる。また、同プランニングに加え土地の有効活用などのプランニングも行う。１カ月の顧問料は２万円から。
中島所長は「これまでは、建築基準法や都市計画法により施主さまの希望の土地に住宅を建築できないものと判断されている場合も少なくなかった。顧問契約を結んでいただくことで、専門知識を生かしたプランニングによりこれまで諦めていたようなケースでも住宅を建築できる場合もでてくる。顧客サービスの向上として、当事務所の顧問制度をご利用いただきたい」と話している。 （加藤）