成年後見センターを設立
　山鹿市社会福祉協議会　成年後見制度を担う

社会福祉法人山鹿市社会福祉協議会（山鹿市中、栗原辰也会長）は、成年後見制度を担う「やまが成年後見センター」を設立した。
同制度は判断能力が不十分となった人の代理として、家庭裁判所から選任された後見人が財産管理や契約締結・取り消しなどを行うもの。同センターでは同協議会が後見人となる成年後見事業のほか、対象者の日常的な金銭管理などを行う社会福祉権利擁護事業を手掛ける。センター長には杉村浩事業課長が就いた。
同センター設立に伴い２月２４、２５日、同市山鹿の八千代座で記念シンポジウムを開催。小松平内熊本家庭裁判所長、矢野道弘熊本県司法書士会副会長らが講演などを行った。 （東）