エコアクション２１を取得
　嶋田自動車板金塗装工場　ＣＯ２カットなどを実施

熊本市黒髪７丁目の嶋田自動車板金塗装工場（嶋田正人代表）は２月１６日、環境経営システムの国内規格であるエコアクション２１認証を取得した。
地域社会への貢献と環境重視の経営を目標に昨年１月１４日にキックオフし、ＣＯ２削減、省資源、事務コンプライアンス推進、廃棄物処理など部門ごとに担当を設けるなど環境活動実施体制を整備した。主な取り組みは�@マニフェスト交付台帳の作成、５年間保管の徹底�A産廃物保管場所の明記（掲示板表記）�B夜間・休日の待機電力のカット�C街頭看板のオン・オフ時間タイマー制御�D雨水貯蓄タンクの活用�E蛇口への節水器の設置�F有害性の化学物質の表示徹底�G環境コミュニケーションの啓発活動促進―など。結果、水使用量や物質使用料などの削減を達成した。
嶋田代表は「エコアクション２１への取り組みの中で従業員がＣＯ２削減や省資源などを意識していたことで、労災減少など安全な職場環境の構築にもつながったと思う。今後も求められているものは何なのかを突き詰め、お客さまに満足のいくサービスを提供していきたい」と話している。
同社は１９６７（昭和４２）年５月創業、従業員は７人。自動車の修理や鈑金、塗装などを行う「シューリーズ　熊大通り店」を経営している。営業時間は午前８時半から午後５時半まで、店休日は日曜・祝日と第２土曜日。 （堀）