３月２７日に学園大学付属中学の開校式
　熊本学園　男子４６人女子３７人が入学

熊本学園（熊本市大江２丁目、岩野茂道理事長）は３月２７日、熊本学園大学付属中学校（坂口潮校長）の開校式を開く。
開校式は午後３時から同大学の１４号館「高橋守雄記念ホール」で開き、学校関係者や来賓のあいさつなどを予定している。
同校は、２００９年から県に事業計画書を提出するなど準備を進めていたもの。同大学付属高校との一貫教育を実施し、授業は週６日の７時間制。定員８０人で１期生の入学者数は８３人（男子４６人、女子３７人）、教職員は初年度が専任７人、高校との兼任８人。
同校校舎は熊本学園大学多目的グラウンドの敷地内に完成。鉄筋コンクリート造り４階建てで、建築面積は約１４１８�u、延べ床面積は約４８６３�u。１階は家庭科室、技術科室、校長室、事務室、紫紺会室、ＰＴＡ室など。２階は職員室、図書室、パソコンルーム、視聴覚教室など。３階は美術室、音楽室のほか４教室など。４階は理科室のほか４教室などをそれぞれ配置。校舎コンセプトに�@安心・安全な建物（中学生の行動特性に合わせた空間づくり・優れた耐震構造・避難経路の確保�Aユニバーサルデザイン（バリアフリー化の徹底など）�Bエコスクール推進（太陽光発電・打ち水システムなど）を掲げている。
また、校舎南側に約４３７５�uのグラウンドを整備しているほか、北側には来客用駐車スペースや駐輪場を設けている。 （横山）