トップ 経済ニュース
経済ニュースEconomic News
熊本に特化した転職支援サービス、求人情報 | リージョナルキャリア熊本

4〜6月景況指数は前期比8・2ポイント下降
 九州財務局調べ 非製造業のマイナス幅が拡大

九州財務局の調べによると、2011年4〜6月の県内企業の景気判断指数(BSI)は、前期(11年1〜3月)比8・2ポイント下降のマイナス18・2で、マイナス幅が拡大した。業種別では製造業が17・0ポイント上昇のマイナス2・4でマイナス幅が縮小、非製造業は18・9ポイント下降のマイナス25・3でマイナス幅が拡大した。
調査対象は県内の資本金1千万円以上の法人で、回答は137社。景況のほか11年度の売り上げや設備投資見通し、従業員数の状況についても調査した。
11年度の売り上げは、全体では0・6%の増収を見込んでいる。内訳は、製造業が前年比横ばい、非製造業が1・2%増。経常利益は全体で7・8%減益の見通し。製造業が14・4%減、非製造業が22・9%増となっている。
11年度設備投資計画については、全体で24・4%増の見込み。製造業は47・8%増で、情報通信機械、食料品などが増加、生産用機械などが減少を見込んでいる。非製造業では1・7%増で、金融、保険が増加、不動産などで減少の見込み。
また従業員数については6月末時点で、製造業では「不足気味」超幅が拡大、非製造業は「不足気味」超幅が縮小し、全体では「不足気味」超幅が縮小。先行きとしては全体で「不足気味」超で推移する見通し。 (佐藤奈)
週刊経済:2011年6月28日発行 No.1628

関連記事

powered by weblio



「くまもと経済」は昭和46年の創刊以来、『熊本』に密着した独自の特集記事や企業ニュース、人物 インタビューなど、毎号200以上の企業・団体の発展的な経済情報を掲載。業界や特定企業の動向を知る情報源として、また、事業展開のための情報・資料として、熊本のビジネスシーンで広く活用されています。

定価:1,931円/年間購読:19,500円

購読のお申込みはこちらから