「えこめ牛」と「八十八卵」を使った弁当を開発
　亀井ランチなど　飼料用作物自給率向上の一環

�葛T井ランチ（熊本市南区近見９丁目、亀井明徳社長）は１０月、県などで取り組むプロジェクトＦ８８と共同で「えこめ牛」と「八十八卵」を使ったオリジナル弁当を開発した。
プロジェクトＦ８８は、未活用の水田に適した飼料用作物の作付けをし、収穫した水田飼料作物を県内の畜産農家などで利用することで飼料自給率の向上を図るというもの。ＪＡ菊池の「えこめ牛」と宇城市の�挙ﾟ須ファームなどで作る「飼料米夢挑戦プロジェクト推進協議会」の「八十八卵」を使い「えこモコ」弁当と「８８（ぱちぱち）ＢＯＸ」の２種類を発売した。ＢＯＸ型の２段弁当になっており、「えこモコ」はえこめ牛のミンチハンバーグと八十八卵を目玉焼きにしており、県産米のごはんにのせて特性ソースで食べる。また「８８ＢＯＸ」はえこめ牛をミンチそぼろにし、八十八卵は県産デコポンの酢漬けにした。そのほか、野菜サラダなども付いている。価格はどちらも税込み５００円。
亀井社長は「えこめ牛は脂肪分が少なくお弁当の食材に大変適している。また、八十八卵も体に良い成分が含まれているということで、当社の弁当づくりの理念にもマッチしている。イベントでの販売のほか、熊本市内で１０個以上の注文には宅配にも対応していきたい」と話した。 （横山全）