高森町のベビー肌着製造工場を建て替え
　大阪府の岩下　来年４月に一部稼働

大阪府東大阪市のベビー肌着製造販売・岩下�梶i岩下眞彰社長）は、高森町高森の九州工場を建て替える。総投資額は３億円。９月に着工し、来年４月に一部稼働を始める予定。
工場の老朽化に伴うもの。また、昨今需要が伸びていることから床面積を広げ、効率的な生産体制にするという。床面積は来年４月時点で１３９２�u、２０１７年までに８００�u増床。現在の約４倍の広さになる。従業員数は現在の２６人から４０人に増やす。
岩下社長は「創業以来生地づくりから日本製にこだわって生産しており、昨今需要の伸びが目覚ましいため建て替えと増床を決めた。国内他社製のものに比べ安価だというのも当社の特徴だが、今後はさらに生産効率を上げ、海外製との価格競争にも負けない商品づくりを目指す」と話している。
同社は１９６８年１１月設立、資本金は１２００万円、従業員数は５８人。宮崎県高千穂町にも工場を持つ。 （佐藤奈）