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茨城県阿見町実穀の関東工場の製造ラインを増強
 坂本石灰工業所 投資額は6千万円

食品用石灰乾燥剤製造の牛笆{石灰工業所(玉名市下、坂本達宣社長)は、年内をめどに関東工場(茨城県阿見町実穀)の生産ラインを増強し、10〜50グラムパックの乾燥剤の量産を始める。投資額は6千万円。
関東工場は水と接触した際の発熱を抑えた同社の石灰製品「乾燥剤I・C」などを製造している。従来、同乾燥剤はコスト面から10グラム以下の小袋製品しか製造できなかったが、今年2月に新型焼成機や金属異物の除去機を導入するなど製造工程を見直して原料面でのコストダウンを図った。今回パッキング機を導入するなど製造ラインを増強し、新たに10〜50グラム製品を量産する。鞄本政策金融公庫熊本支店中小企業事業(同市中央区安政町)から9月26日に新事業育成資金の適用で5千万円の融資を受け、自己資金1千万円と合わせて事業を実施する。
坂本社長は「当社の乾燥剤はやけどの危険性が低い画期的な商品だが、10グラム以下の小袋製品だけでは取引に難色を示す企業が多かった。商品ラインアップを強化し、より一層普及させていきたい」と話している。
同社は1952年設立、資本金は500万円。従業員は88人。年商は18億円(2013年6月期)。 (東)
週刊経済:2013年10月15日発行 No.1744

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