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南小国町のゆるキャラ活用のゲームアプリ開発
 県立大の飯村ゼミ 観光振興など図る

熊本県立大学(熊本市東区月出3丁目、五百旗頭真理事長)総合管理学部情報管理コースの飯村研究室(飯村伊智郎教授)は2月2日、南小国町(河津修司町長)ゆるキャラを活用したスマートフォン向けゲームアプリケーション「もぐ〜ぽん」を開発した。
同アプリは昨年2月、NPO法人・NEXT熊本が開催する「産学官協働によるICT利活用人材育成研修」に参加した同研究室の学生らが研修後も南小国町役場職員や同町のゆるキャラ考案者と連携を図りながら、観光振興やゆるキャラの知名度向上という同町の課題解決に向けて開発したもの。
同アプリはゆるキャラ「きよらスキー」が友人のお店を手伝うという設定の神経衰弱ゲームで、ゲームでポイントを貯めると同町の実在する店舗で利用できるクーポンや同町の観光地の画像などが入手できる。また同アプリと連動するホームページ「もぐぺーじ」ではクーポンが利用できる店舗情報を掲載しているほか、きよらスキーや同町、町内マップなどを紹介することで同町の観光地やゆるキャラのPRを図る。同アプリはアップルストアやグーグルプレイで無償公開されている。
飯村教授は「今回のプロジェクトがICT普及の一助になれば。企画から開発までを若い大学生が取り組んだことで、デザインや機能面でより利用者に親しみをもっていただけるアプリが実現できた」と話している。 (堀)
週刊経済:2014年2月25日発行 No.1762

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