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物流センターの増設工事が完了へ
 エーブル 約140人を増員

 精肉・水産物加工販売および物流業の潟Gーブル(八代市新港町3丁目、増永幸雄社長)は自社敷地内に物流センターを増設、3月にもフル稼働させる。ドライ(常温)とチルドの2つのセンターを増設しており、ドライセンターは昨年秋に稼働、チルドセンターは近く完成する予定。総投資額は4億3千万円。
 同社はドラッグストアや食品スーパー、ホームセンターなどの物流事業を請け負っており、大手顧客から同社物流センターを南九州地域への配送拠点として活用したいという要望があったため増設した。増設したのは菓子や雑貨などを扱うドライセンターが2353u。これまでの約1・5倍の広さになった。日配品や一部生鮮品を扱うチルドセンターの床面積は2100u。
 また、配送はこれまで運送業者にすべて委託していたが、ドライバー不足やコスト高で増車が難しいことから、今後は自社でトラックを20台程度保有し配送も一部手がけていくという。従業員はドライバー含め140人を増員している。
 同社は1991(平成3)年10月に且屋の物流部門として設立、資本金は1億円。従業員は今回の増員分含めると千人程度になる。2014年2月期の売上高は約132億円で、精肉・水産物加工販売事業がうち100億円程度を占める。今回の物流センター増設で、物流事業の売り上げを10〜12億円引き上げる計画だという。このほか飲食部門として、八代市と菊陽町にレストラン「炎」を出店している。(佐藤奈)
週刊経済:2015年2月3日発行 No.1810

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