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世安町に本社を新築移転
 電盛社 総工費は約2億円

 電気・情報通信設備設計施工、ソフトウェア開発、LANシステム設計施工の鞄d盛社(高藪善道社長)が、熊本市中央区世安町に建設していた新本社屋が年末に完成、年明けから新社屋で業務を始めた。
 場所は同町の世安交差点西側、通称白山通り沿い葬儀場ファミーユ近見斎場西隣。敷地面積は1100u。鉄筋コンクリート3階建て、延べ床面積は1200u。外観は白色で屋上に太陽光パネルを全面に設置した。1階がエントランス、電気工事部門のシステムエンジニアリング部門と親会社の協和エクシオ熊本営業所、2階は総務部と会議室。3階はET本部、IT本部。同本社屋には約90人が入居する。設計はTER建築設計、施工は増永組。総工費は約2億円。
 移転の理由について同社では「これまで情報系を中心とした業務部門を熊本市中央区南熊本のテルウェルビルに、電気工事関連の部門を同区江越に置いて2元的なロケーションになっていたので、これを統合するために新本社を建設した」と話している。
 同社は1930年設立。資本金4千万円。主要株主は葛ヲ和エクシオ。従業員数は約280人。売上高は57億9600万円(2014年3月期)。(安田)
週刊経済:2015年2月3日発行 No.1810

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