８人が日商簿記検定１級合格
　東京ＣＰＡ会計学院熊本校　１１月の試験で

　学校法人��橋学園（東京都中野区、��橋幸夫理事長）が運営する専門学校東京ＣＰＡ会計学院熊本校（熊本市西区春日２丁目、同学校長）は１月７日、第１３８回日商簿記検定試験で同校の８人が１級に合格した。
　日商簿記検定は日本商工会議所が実施する簿記に関する検定試験で２、６、１１月の年３回実施しているもの。昨年１１月に実施の同試験で最も上級である１級に県内出身者６人と鹿児島県出身者１人、沖縄県出身者１人の計８人が合格した。これにより在校生の同試験合格者は１期生が２０人中１３人、２期生が２７人中１４人で、計２７人となった。同校は税理士などの養成を目的に、教科書を使わない口述による独自のカリキュラムで複式簿記を教える２年制の専門学校で、本校（東京）に続く２校目として一昨年４月に開校している。
　同校では「合格率１０％と言われる中で、これまでに全学院生の半数以上が合格している。あくまで試験合格は本物の簿記を身に付ける過程だが、確実に実力を身に付けているということ。引き続き熊本を中心とした優秀な人材からリーダーを育成すべく、会計教育を実施していきたい」と話している。（宮�ｱ）