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幼保連携型「認定こども園」に移行
 東海大学付属かもめ幼稚園 4月1日付で

 東海大学付属かもめ幼稚園(熊本市中央区帯山7丁目、竹内むつ子園長)は、4月1日付で幼稚園と保育園の機能を併せ持ち、教育と保育を一体的に提供する幼保連携型「認定こども園」に移行した。
 地域における子育て支援の充実や待機児童の解消につなげるとともに同大付属機関としての特色ある一貫教育を展開しようと認定こども園に移行したもので、両親の就労形態にかかわらず0歳児からの受け入れ態勢を整えた。また、これに合わせ、乳児室や保育室、調理室などを備えた保育棟を新設。老朽化していた管理棟の修繕工事を行った。利用定員は405人。同園は1974年に保育所認可を取得している。同園では「今後も安心・安全な環境のもとで、保護者や地域のニーズにより高いレベルで応えられる教育・保育を推進していきたい」としている。
 認定こども園は2012年に成立した「子ども・子育て支援法」に基づき、15年度からスタートする「子ども・子育て支援新制度」の一環として内閣府主管のもと子育て支援施策の拡充を目的に開設する施設で、既設の保育所と幼稚園を対象に移行が進められてきた。背景には教育・保育ニーズの多様化や待機児童数の増加などがあり、昨年4月現在、県内の待機児童数は677人。そのうち熊本市が半数近くを占める319人となっている。(佐藤元)
週刊経済:2015年4月14日発行 No.1820

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