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有明工場に大型エンジンの生産設備を増設
 日立造船 投資額4億5千万円で6月着工

 日立造船梶i大阪市住之江区南港北1丁目、谷所 敬社長)は、長洲町の有明工場に大型船舶用ディーゼルエンジンの生産設備を増設する。3月27日、同町と立地協定を結んだ。
 世界の基幹航路では8千個積みコンテナ船が主流だが、経済性追求のため、今後は全長400m、積載量で1万4千〜2万個積みコンテナ船の就航が見込まれている。こうした背景から海上貨物輸送を担う船舶の大型化、高速化に対応するため有明工場(6万9千u)内に大型船舶用ディーゼルエンジンの生産設備を増設するもの。
 現在、同工場で製造しているディーゼルエンジンは、出力3万3千キロワット(幅12m、重量1千t)クラスだが、生産設備の増設後は出力6万7千キロワット(同20m、同2千t)クラスの大型ディーゼルエンジンの生産が可能になる。投資額は4億5千万円。6月に着工し、2016(平成28)年4月に操業を開始予定。28人を新規雇用する。同年の出荷額は200億円を見込み、3〜4年後には266億円まで伸ばす計画。(甲木)
週刊経済:2015年4月14日発行 No.1820

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