１月現在の就職内定率は９２・７％
 県内高校求人状況

熊本労働局まとめた２０１６年３月熊本県内高校卒業者の１月末現在の就職内定率は９２・７％で、前年同月に比べて２・１ポイント上回った。県内希望者の内定率は８９・８％で、同０・７ポイント増だった。
１月の有効求人倍率は１３・０８倍で同２・９４ポイント増、県内求人も２・３８倍で同０・４０ポイント増だった。
就職内定率は男子が９４％で同１・８ポイント増、女子が９０・８％で同２・７ポイント増だった。内定者数は３３６４人で同０・３％減、うち県内内定者数は１７４７人で同５・５％減少した。求職者数は３６３０人( 男２１３９人、女１４９１人) で、前年同月に比べて２・５％減、そのうち県内希望者は１９４５人( 男９９０人、女９５５人) で、同６・３％減少した。
一方、求人数は４万７４６３人で同２５・７％増、うち県内求人は４６２７人で同１２・５％増加した。就職未内定者数は２６６人で同２４・２％減少している。
熊本労働局職業安定課では｢前年に比べると、食品、半導体関連など製造業の求人増が目立っている。少子化で求職者数は減少しているが、内定状況はほぼ前年並みの高い水準で推移している｣と話している。