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熊本地震で倒壊した助産院を建て替え・・・・うらさき助産院

 オケタニ式母乳外来を行ううらさき助産院(熊本市東区江津1丁目、浦ア貞子院長)は8月3日、熊本地震で倒壊した同院を建て替え、入院などの産後ケアも行う助産院としてオープン、同時に名称を「うらさき檸檬助産院」に変更した。お産の介助をせず出産後のケアに特化した助産院は県内で2施設目。
 場所は、通称出水ふれあい通り沿い肥後銀行江津団地支店南東側。敷地面積は100u、木造2階建て、延べ床面積は119u。1階は治療室、宿泊できる産後ケア室、2階には調理実習室、カンファレンス室などを設けた。産後ケアは日帰りケアと入院ケアがあり、乳房マッサージに加え、授乳指導、母子の健康チェック、沐浴の実施・指導、母乳育児の理想的な和食の提供と食事指導などを行う。料金は、乳房マッサージが3500円(初診は5千円)、産後ケアは、入院ケア(1泊、3食+おやつ付き)が2万円、日帰りケア(昼食+おやつ付き)が1万2千円。入院ケア、日帰りケアともに初診料は2千円。同院の産後ケアでは、栄養士スタッフが母乳育児に理想的な和食を提供し、母乳育児が楽に確立できるような指導も行っていくことが特徴。
 浦ア院長は「オケタニ式乳房管理法マッサージは痛くなく、産後すぐに手技を受ければ、母乳は100%出るようになる。子育ては甘いことだけではなく、辛い時もある。そのような時にレモンのようにスパイシーだけど力をお届けできる助産院を目指していきたい」と話している。
_くまもと経済 業界NAVI_:2017年12月28日発行 No.439

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