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三角町中村に温泉施設を建設・・・・宇城市

 宇城市(守田憲史市長)は、同市三角町中村(金桁地区)にある三角老人福祉センター跡地に130年を超える歴史を持つ「金桁温泉」のブランド復活を目指し、三角西港と併せた観光拠点のシンボルとなるような温泉施設を建設する。
 場所は同町の国道266号線から北へ約2q入った金桁地区の三角老人福祉センター。金桁温泉は1881(明治14)年開湯、炭酸泉が湧出する鉱泉で、湯治場として数件の旅館などもあったという。1975(昭和50)年に三角老人福祉センターが開設され、地区の日帰り客が利用していたが、2015(平成27)年の設備の故障により閉鎖していた。同市では、同センターを今夏に廃止・解体し現在更地に整備しており、同地に金桁特有の炭酸泉を生かした温泉施設を建設する。
 施設概要は、敷地面積3695u、木造平屋建ての建築面積は210u。15人収容の男女各浴場と更衣室、「えんがわ」、「足湯」2カ所、休憩室(23u)、事務所を整備する。総事業費は約1億7千万円。今年度末に建設業者を選定、平成31年度中に整備・供用を開始する。1日約100人、年間で約3万人の入館を見込んでいる。
 守田市長は「三角町を連想させる三角の屋根を連続した特色のある外観デザインで、温かみや優しさを醸し出し周辺の景観にも調和させる。観光拠点と地域コミュニティの機能を有するような開放的な施設。将来は宿泊型への対応も図れるようにしたい」としている。
_くまもと経済 業界NAVI_:2018年12月28日発行 No.451

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