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健康づくり県民会議表彰で9の企業・団体が受賞・・・・県

 熊本県(蒲島郁夫知事)は10月15日、くまもと県民交流館パレアで令和元年度熊本県県民会議表彰で9の企業・団体を表彰した。
 同日開いた「健康づくりフォーラム」で表彰を行った。同表彰は県内に波及が期待できるような地域や職場で自主的に健康づくりに取り組み、その取り組みによる実効性が認められる企業・団体などを表彰するもので、地域住民に対する活動を対象とした「地域活動部門」と、従業員やその家族を対象とした「健康経営、健診・がん検診部門」、「運動・食生活部門」、「禁煙、歯と口腔のケア部門」がある。受賞した企業・団体は次の通り。※カッコ内は活動の内容。
 ▼地域活動部門九州看護福祉大学看護福祉学部鍼灸スポーツ学科(産学官連携事業「玉名市こくほ運動実践講座」の活動および、健康づくり活動の次世代リーダー育成)、鰍竄ュそうの島天草社(天草保健所と連携し、販売する弁当に食事のバランスガイドや糖尿病予防など健康情報を添付するなどの情報発信)、(公社)熊本県看護協会(県内の商業施設等での定期的な健康相談・チェックなど)▼健康経営、健診・がん検診部門成尾整形外科病院(男女職員が参加する月2回の健康体操やヨガを取り入れた運動講習の実施)、ヤマハ熊本プロダクツ梶i健診後のフォローおよび有所見者の100%受診、禁煙支援、社員食堂でのヘルシーメニュー提供)、鰍いら観光(従業員の生活習慣病健診率・特定保健指導の実施率100%、睡眠時無呼吸症候群および脳ドッグの実施など)、褐嚥g組(全従業員への生活習慣病健診の実施、自販機への低カロリー飲料導入、スポーツクラブ利用の全額負担など)▼運動・食生活部門長洲町食生活改善推進員協議会(長洲町と連携した野菜摂取運動・減塩活動、生活習慣病予防・子供に対する食育・高齢者の認知症予防のための料理教室など)▼禁煙、歯と口腔のケア部門九州看護福祉大学看護福祉学部口腔保健学科(県北の市町村における住民の口腔機能測定やガム咀嚼テストの実施および保健指導など)  

新事業支援調達制度で2新商品・役務を認定

 また県は8月29日、2019年度熊本県新事業支援調達制度で、新たに2つの商品・役務を認定した。
 同制度は県内事業者の新商品生産・提供による新たな事業分野の開拓を支援しようと2006年に始まり、現在88の商品・役務が認定されている。県内に本社があることや、販売開始から5年以内の新商品であることなどの要件を満たした企業が申請でき、認定基準を満たすと新商品などを県が競争入札によることなく随意契約できるといったメリットがある。
 今回新たに認定を受けたのは潟Aマケンテック(天草市河浦町)の重交通の車道や歩道に塗布でき、耐摩耗性や遮熱性能に優れた水性塗料「道路用 水性耐摩耗性遮熱塗料 ナノ・クールRH」と、アスファルト舗装表面にレベリング材、水性塗料を塗布し、道路橋の長寿化に寄与する工法「道路橋端部表面塗布型防水工法ブリッジガード」の2点。期間は認定日から2年とその年の年度末まで。  

県産酒を取り扱う飲食店を紹介するホームページ開設

 また県は9月25日、県産酒を取り扱う飲食店を紹介するホームページの公開を開始した。
 ホームページ名は「くまもと県産酒で乾杯」。県は県産酒による乾杯の推進のため、昨年12月に「くまもと県産酒で乾杯条例」を制定。その一環として県産酒の普及や地産地消に取り組む飲食店を厳選し紹介するホームページを立ち上げた。取り扱い銘柄などを記載した店舗情報のほか、県産酒の種類や楽しみ方などを掲載している。言語は日本語、英語、韓国語、中国語に対応。今後酒に関わるイベント情報なども掲載するという。
_くまもと経済 業界NAVI_:2019年11月29日発行 No.462

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