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初の自社ブランドがトップアワードアジアを受賞・・・・ヤマチク

 竹箸メーカーの潟с}チク(南関町久重、山崎清登社長)が製作した竹の箸「okaeri(おかえり)」が2月3日、アジアの優れたパッケージデザインに贈られるTopawards Asia(トップアワード アジア)賞を受賞した。同商品は、2019年12月、全国から名品を選ぶコンテスト「にっぽんの宝物グランプリ」の工芸部門でも、準グランプリを受賞しており、20年2月にはシンガポールでの世界大会にも出場の予定。
 okaeriは、熊本・福岡産の天然竹を削って作ったシンプルな竹の箸。「竹取物語」をモチーフにしたパッケージデザインが評価された。
 TopawardsAsiaは、アジア限定のパッケージデザイン賞で、アジアの洗練されたパッケージデザインを、世界で活躍するクリエイターが審査・選定をしている。
 審査員からは「繊細でミニマル(最小限度)なデザインの、竹を使った箸。パッケージ内側の斜めのカットが、竹を切った跡を彷彿とさせる。カットの形で商品のユニークさを表している点が素晴らしい」と評価を受けた。
 同社では「かつて、竹の箸は日本中で使われていたが、今では輸入木材やプラスチックでできた箸が主流になっている。しかし、軽くてしなやかで生育が早い竹は、素材として優れている。竹の箸を、もういちど日本の食卓へ≠ニいう思いを『okaeri』という名前に込めた」と話している。
 同社は1963年1月の設立で、中川政七商店やTHEなど、有名ブランドのOEMも手がけている。
_くまもと経済 業界NAVI_:2020年3月30日発行 No.466

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