第３４回「水とみどりの愛護賞」で５団体を表彰・・・・肥後の水とみどりの愛護基金

　公益財団法人肥後の水とみどりの愛護基金（甲斐隆博理事長）は「第３４回肥後の水とみどりの愛護賞表彰式」を１０月１６日、肥後銀行本店２階大会議室で開いた。肥後銀行、熊本日日新聞社との共催。
　今年度の受賞は、�@ＮＰＯ２１くまもと金峰・有明環境会議（熊本市、河津延雄代表、「金峰山を緑に、有明海を豊穣の海に」をモットーに植樹や海岸清掃などを実施）�A内牧新町環境整備隊（阿蘇市、湯浅睦雄代表、休耕田を活用した希少野花の植栽、環境学習会の開催など）�Bむかしを映す川辺づくりの会（氷川町、立岩利治代表、ゲンジボタルの乱舞を実現させた水辺環境の整備や環境教育の実施など）�C県立天草高等学校科学部海水準班（天草市、平田浩一校長、地球温暖化による海面上昇予測値を推計、温暖化抑制や環境保全意識の啓発、情報発信など）�D県立高森高等学校理科部（高森町、山中圭介校長、阿蘇黄土＝リモナイトの脱色性に着目した水質浄化の研究）の５団体。
　今回は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため表彰式（審査委員長選評、表彰、受賞団体スピーチ）のみを開催。講演会、シンポジウムは行わず、参加者も受賞者と関係者に限定、規模を縮小して開いた。