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新屋敷に3D CAD習得のトレーニングセンター・・・・宮本機器開発

 3D CAD(機械設計)、システム開発などの宮本機器開発梶i熊本市中央区新屋敷1丁目、宮本和哉社長)は9月1日、同地に3DCAD習得のためのトレーニングセンターを開設する。
 場所は九品寺交差点の北側、新屋敷センタービル5階。フロア面積は約60u。名称は「プロダクトラーニングセンター」。コンピューター支援設計・CADについて学習する目的で開設。Autodesk社(本社=米国・カリフォルニア州)が販売するCAD設計ソフト「Fusion 360」や「Auto CAD」などの製品に関する講座を行う。なかでも「Fusion 360」は、モデリング・解析・CAM・電子回路設計といった製品開発に必要となる多くの機能を備え、宮本機器開発では新たにものづくりに取り組む人や、起業を目指す人、法人の業容拡大といった需要を見込んでいる。カリキュラムは同センターがメインに据える初心者向けの3D CAD初級講座が2時間講習を15回。3Dプリンタ基礎講座が2時間講習を4回。すでに基本操作が可能な人向けの実践講座や上級講座のほか、電子回路設計講座なども設けている。受講料は3D CAD初級講座で通常価格29万7千円。センター開設を記念して3D CAD初級講座と3Dプリンタ基礎講座をセットにしたパッケージ(31万3500円)も期間限定で用意している。定員は設けていないが、受講は同時に2人まで。年間60人程度講習を行い、高度な技術者を輩出することが目標という。宮本機器開発はAutodeskが設定した基準をクリアしているAutodesk認定トレーニングセンターであり、オートデスクのユーザー認定試験も同センターで受験することが可能という。
 同社は2014年設立。デジタルエンジニア育成支援や試作・設計などが主業務で、広島県呉市に研究拠点を持つ。この事業展開を目的に7月1日、熊本市中央区下通1丁目に置いていた本社事務所を現在地に移転した。
_くまもと経済 業界NAVI_:2021年10月30日発行 No.485

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