合志市須屋のショールーム内に新業態の店舗開設・・・・サンエコライフ

　家電製品や太陽光発電システム・エコキュートなどの卸販売を手掛ける�潟Tンエコライフ（合志市須屋、石原政孝社長）は４月１５日、同地にカフェなどを併設した新店舗を開設した。店名は「クラシンク　サンエコライフ須屋店」。
　場所は、熊本電鉄・須屋駅の約５０ｍ南東側で、家電と住宅設備機器を展示・販売する１階ショールームの一部（フロア面積約１００�u）を改装。カフェスタンドを併設したコミュニティースペースにカウンター３席とテーブル席１０席を設置し、コーヒー（３５０円）のほか、地域の菓子店と連携し焼き菓子を販売。ロースト機を使ったコーヒー豆焙煎体験（５００円、５０ｇ）では、ブラジルやグアテマラ、コロンビアなど産地ごとの６種類の生豆を焙煎して持ち帰ることができる。
　また、美容家電の定額利用サービス（月額３８００円）を提供。２席を用意し、完全予約制。マッサージ洗顔機器やスチーマー、イオンエフェクター、目元エステ機器などの美容家電を１時間使い放題とし、化粧水や洗顔フォーム、クレンジングオイルなどを常備。利用客が化粧道具を持ち込むこともできる。
　月２回の開講を予定している料理体験サービスでは、電子レンジや炊飯器、電気圧力鍋などの調理家電を使用し、季節の旬の食材を使ったおかずを調理。月ごとにレシピを変え、作り置き用食材として持ち帰ってもらうという。受講者数は１回当たり４人まで。参加費は、おかず４品（所要２時間）が一人３千円。おかず２品（同１時間）は同２千円。
　同店は、「くらしを考える（Think）場」をテーマにパナソニックが展開する新業態の店舗で、地域のパナソニック電器店約７千店の中で神奈川県横須賀市、徳島市に次ぎ全国で３番目の開設。営業時間は午前１０時から午後６時まで受け付け、同７時まで。スタッフは常時４人体制とし、年末年始を除き年中無休。来店者用駐車場は１６台を収容する。
　同社は「居心地がいい憩いの場、暮らしに関する相談の場、情報交換ができる集いの場を提供していく。電器店の敷居を下げ、いつでも利用しやすい店づくりを目指したい」と話している。
　同社は２０１１年１０月に設立し創業。資本金は５００万円。関連会社に太陽光発電システム・オール電化システムの販売・施工などを手掛ける�鰍ﾅんきのサントップ（合志市須屋、同社長）がある。