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阿蘇市と災害時での避難支援の協定を締結・・・・阿蘇ハイランド開発

 潟Rスギ不動産ホールディングスの傘下企業・阿蘇ハイランド開発梶i阿蘇市乙姫、小杉堅太社長、通称コスギリゾート)は3月22日、阿蘇市(佐藤義興市長)と「災害時における一時避難所としての使用に関する協定」締結を行った。
 今回の協定は、阿蘇市内において大規模な地震、洪水、大雨などによる土砂災害などの災害が発生、または発生するおそれがある時に際して、コスギリゾートの所有する施設を一時避難所として避難者を受け入れたりするもの。
 コスギリゾートの宿泊事業部門では「フランピングビレッジ阿蘇(トレーラーハウス15台)」、「コスギリゾートロッジ(4部屋)」の計19部屋、5基のグランドームを運営。最大宿泊者数約100人を一時的な宿泊施設として提供する。また、入浴施設の阿蘇乙姫温泉「湯ら癒ら」は避難者への入浴を提供する。総面積約50ヘクタールある阿蘇ハイランドゴルフコースは、18ホールのコースを緊急時のヘリの離発着場として活用する。今回の協定で、災害時にはこれらの宿泊施設などを阿蘇市からの要請に応じて、一時避難所とすることに合意した。
 阿蘇市役所での締結式には阿蘇市側から佐藤市長のほか和田一彦副市長、木洋総務部長、阿部節生経済部長、秦美保子経済部観光課長の4人が、阿蘇ハイランド開発側から小杉社長のほか二子石夏彦支配人、山内万司副支配人、中野一仁フランピング事業部マネージャーらが出席した。
 佐藤市長は「昨年作成した第二次阿蘇市総合計画の中に、防災や減災対策の充実を入れており、今回の協定でコスギリゾート様の各種施設を災害時に利用させていただけることに深く感謝している。今後もお互いに深く連携し、市民や観光客などに安心・安全が提供できるまちづくりに力をいれていきたい」とあいさつ。
 小杉社長は「災害時の対策として私どもの施設が少しでも安心の手助けになればと考えている。阿蘇市は圧倒的に大自然の環境に恵まれており、観光面でもまだまだ栄える要素は十分にある。観光を盛り上げるにあたり、今回を皮切りに、さらに阿蘇市と連携し、阿蘇市民、阿蘇市を訪れる観光客に納得いただけるようなリゾート開発も進めていきたい」と話した。
_くまもと経済 業界NAVI_:2022年6月30日発行 No.493

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