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ウェブ広告運用などの子会社設立・・・・熊本日日新聞社

 褐F本日日新聞社(熊本市中央区世安1丁目、河村邦比児社長)は10月1日付でウェブ広告運用などを手掛ける100%出資の子会社を設立した。
 社名は「褐F日デジタル」。資本金は3千万円、社長は熊日業務推進局の長澤功局長が兼務する。社員は熊日からの出向や新規採用含めた9人。本社事務所は熊日本館の4階に置く。新会社設立で今後の市場拡大が見込まれるデジタル領域で多様な業務を手掛け、新聞広告との相乗効果を創出する狙い。主にウェブ広告配信・運用、ウェブサイト制作、動画・映像制作を手掛ける。ウェブ広告はSNSやヤフー・グーグルなどにおけるデジタル商品全般を扱うほか、新聞や熊日発行の生活情報誌「SPICE」といった媒体と組み合わせ、広告効果の最大化につなげる提案を目指す。ウェブサイトは熊日が昨年10月に始めたホームページ制作とウェブ広告運用の定額サービス「digipa(デジパ)」を提供。動画・映像制作は専門クリエイター4人が在籍する。今後は企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)支援を目的にサービス内容を拡充する計画だという。熊日グループでは顧客のデジタル化を支援する中で昨年10月、熊日業務推進局内にデジタルビジネスセンターを設置。同センターで実施していた事業を新会社に移管し、ブラッシュアップしながら地場企業を中心に受注実績を増やしていきたい考え。3期目の営業黒字を目指す。
 長澤社長は「プロモーションのデジタル化を背景に企業のマーケティング活動に幅広く対応する。デジタルの有効性を的確に伝え、顧客の課題解決に貢献できる提案へ注力していきたい」とコメントした。
 長澤功(ながさわ・いさお)社長は熊本市出身。1962(昭和37)年3月27日生まれ、60歳。第二高校‐慶応義塾大学文学部卒。86年熊日入社。2007年生活情報室次長、10年営業企画部次長、15年営業企画推進委員、16年熊本応援プロジェクト室長、18年ビジネス開発局次長を経て、21年3月業務推進局長。
 熊日デジタルの役員は次の通り。
 ▼代表取締役社長 長澤功▼取締役 家入隆一、井村知章▼監査役 井上和之
_くまもと経済 業界NAVI_:2022年11月30日発行 No.498

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