支店内で臨床美術の展示を開始・・・・大分銀行熊本支店

　大分銀行熊本支店（熊本市中央区水道町、首藤謙一郎支店長）は１２月２８日、同支店内で臨床美術作品の展示を始めた。今後四半期ごとに展示物を変え、継続的に続けていくという。
　臨床美術とは認知症の予防や改善を目的のひとつとした創作活動のこと。県内では医療法人祐基会帯山中央病院が日本臨床美術協会の認定施設第１号として認定されており、グループホーム利用者や一般向けの臨床美術を定期実施している。大分銀行は2020年よりSDGsに基づいた活動として「障がい者アートの商業化」に取組んでいる。障がい者アーティストを「対等なビジネスパートナー」として接し、作品を工事用フェンスや商品外装に活用することで、「支援活動」から「事業活動」に繋げ自己実現に向かう仕組みを目指している。帯山中央病院の同取組みについても「素晴らしい作品をより多くの方に周知するとともに地域社会と繋いでいきたい」との思いから展示に至った。