八代港湾労働者福祉センターが移転オープン・・・・九州港湾福利厚生協会

　(一財)九州港湾福利厚生協会（北九州市、野畑昭彦理事長）の八代港湾労働者福祉センターが３月１５日に完成、４月から業務を始めた。
　同センターは港湾労働者の福利厚生などを目的に１９７４年八代内港地区に開設したが、建物が老朽化したことに加え、港湾機能の多くが外港地区に移ったこともあり利便性に配慮した。場所は八代外港地区の新港町４丁目の県有地。敷地面積は約１千�uで、木造平屋建て建築面積２１０�u。内部は５０人収容の会議室（５８�u）のほか、シャワー、衣類乾燥室、食事ができる休憩室などを設けた。また同協会八代港支部のほか、(一財)日本穀物検定協会九州支部八代出張所、(公社)熊本県トラック協会城南支部、八代港運協会、熊本地区港湾運送事業協同組合及び港湾労災防止協会八代支部が入居。２７台収容の駐車場も設けた。３月１５日に現地で竣工式、４月６日に同市西片町のエルセルモ八代で落成祝賀会があった。
　九州港湾福利厚生協会は１９６４年設立。九州・山口の主要港２３カ所に支部があり、１１カ所の総合厚生施設など２２施設を運営している。