夢を生きる賞、輝く女性賞で２人を表彰・・・・国際ソロプチミスト熊本・すみれ

　女性で構成する社会奉仕団体・国際ソロプチミスト熊本・すみれ（会長・坂本緑＝声楽家、会員４７人）は２月１０日、同市西区春日１丁目のくまもと森都心プラザ５階プラザホールで夢の実現に向けて頑張る女性を支援する「夢を生きる賞」と地域に貢献する女性を支援する「輝く女性賞」の表彰式を開催した。
　表彰式は同日に開かれた落語家の春風亭昇吉氏のチャリティー落語会の開演に先立ち行われたもの。「夢を生きる賞」は、家族に主な経済的責任を負っている女性が上級レベルの仕事を目指すために必要な技能訓練や教育を受けられることを支援するもので、２０２２年度は九州中央リハビリテーション学院１年の青木由紀子氏を表彰した。また地域社会で奉仕活動に長年携わった女性を支援する「輝く女性賞」では、シェアハウスをはじめ、相談窓口、居場所スペース、就労のサービスなど親を頼ることができない若者たちを幅広く支援するNPO法人トナリビト代表の山下祈恵氏が選ばれた。
　表彰式後に行われた落語会には約３００人が参加。収益は国際ソロプチミストの女性と女児のための「夢プログラム」支援となる。坂本会長は「本日たくさんの皆様がおいで下さいましたことで何人もの頑張っている女性や女児の夢をかなえる手助けができる。今後とも私共、国際ソロプチミストの活動にご協力をお願い致しますと共に、心より感謝申し上げる」とあいさつした。