阿蘇くまもと空港に特産品販売店・・・・五木屋本舗

　五木村特産品の製造、卸、販売業の�旧ﾜ木屋本舗（五木村丙、橋本貴也社長）は３月２３日に開業した阿蘇くまもと空港（益城町小谷）の新旅客ターミナルビルに特産品販売店を出店した。直営店の店舗は５カ所目。
　同ビル３階の保安ゲート近くの一画に出店するもので、店舗面積は１８�u。店名は「五木屋本舗　熊本空港店」。販売チャネル分析で売上想定値が比較的高い立地条件を考慮し、国内外の観光客に販売することで、同社が計画する海外事業への足掛かりにするのが狙い。総事業費は１７００万円。同社の名物である「山うにとうふ」（７１０円）、揚げたて油あげ「かりふわ」（１０８０円）のほか、空港限定メニューの「山うにとうふ味比べ（オリジナル、ゆず味、唐辛子味）」（千円）などを販売する。スタッフは５人、初年度年商は４千万円を見込む。
　橋本社長は「空港では、今後国内・国際線で増便される計画を見込み、新店舗は多くの方々に利用していただけることを期待している。熊本の名物として人吉球磨の魅力ある商品を広めていきたい」と意気込む。
　五木屋本舗は１９９１年創業、９３年設立。資本金は３００万円。特産品の製造、販売、卸業のほか、通信販売、飲食業を手掛ける。売上高は約２億円。従業員数は３０人。熊本市内では熊本城桜の馬場城彩苑内で「五木屋本舗　熊本城店」を経営している。