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県産イチゴ使用紅茶売上の一部をJA経済連に寄付・・・・キリンビバレッジ

 キリンビバレッジ梶i東京都、吉村透留社長)は2月22日、昨年6月に数量限定発売した「午後の紅茶for HAPPINESS 熊本県産いちごティー」の売上の一部をJA熊本経済連(熊本市中央区南千反畑町、丁道夫会長)に寄付した。
 同社ではCSV(共有価値創造)活動の一環として、自社ブランド「午後の紅茶」で県産イチゴ「ゆうべに」や県産紅茶葉5%を使用した同商品の売上の一部(1本あたり3・9円)を寄付する活動を行っており、同様の寄付金贈呈は2021年12月に続いて2回目。今回は同会に約1200万円を寄付しており、これに先立って寄付を行った県や南阿蘇村と合計した寄付額は約4900万円となる。同プロジェクトの第3弾も予定しているという。
 同日開いた贈呈式では、村山浩義西日本統括本部長が「午後の紅茶ブランドの中でもイチゴティーの売り上げが突出して伸びており、震災復興に向けた思いが大きな盛り上がりにつながっていると思う。今後は小型の自動販売機向けの商品販売も予定している」とあいさつし、JA熊本経済連の丁会長が「寄付金をいただいたことと県産ゆうべにを原料として使用していただき感謝している。熊本地震発生後すぐに支援プロジェクトを立ち上げ、農業・畜産など食産業への復興支援活動によって当時デビューしたてだったゆうべにのブランディングを後押ししてもらった。寄付金を農畜産物や六次商品に至る幅広い品目の消費拡大につなげる試みを行っている。今後も継続した活動として取り組んでほしい」と感謝を述べた。
_くまもと経済 業界NAVI_:2023年5月30日発行 No.504

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