若者採用・育成積極企業でユースエール認定・・・・日生会

　社会福祉・介護事業の(社福)日生会（熊本市東区小山町、佐土原護理事長）は１月３１日、若者の採用・育成に積極的で若者の雇用管理が優良な企業の認定制度「ユースエール認定」を取得した。県内の認定企業は１３社目。
　厚生労働省が「青少年の雇用の促進等に関する法律」（若者雇用促進法）に基づき認定する制度。若者の採用・育成に積極的で、離職率・有給休暇取得実績などが一定の水準を満たしており、若者の雇用管理状況が優良な中小企業を認定するもの。同会は有給休暇の年平均取得日数１１・３日、月平均所定外労働時間２・１時間、育児休業取得率１００％、施設ごとに研修を行うなどの人材育成に取り組んでいる。
　２月２１日、同市西区春日の熊本労働局で認定通知書交付式を実施。交付式には植木洋之熊本労働局職業安定部長、佐土原沙弥香常務理事らが出席した。
同社は１９８１年設立。特別養護老人ホーム、盲養護老人ホーム、介護支援事業所など１０施設を熊本市内と山都町で運営している。従業員数は約１４０人。