新町に撮影、創作活動向けのレンタルスペース・・・・Ｈｕｂ．ｃｒａｆｔ

　ウェブ向け映像制作、ライブ配信代行の�鰍gｕｂ．ｃｒａｆｔ（熊本市中央区新町４丁目、山下史社長）は４月、同地に撮影や創作活動などで利用できるレンタルスペースを開設した。
　昨年５月から実験的にオープンしていたが、利用者が増えてきたため、本格的に稼働するもの。名称は「スタジオ ピンボール」。場所は通称電車通り沿い、本社事務所が入居する賃貸マンション「新町コーポニュータウン」２階。フロア面積は約２００�u。各種ＣＭ・商品・ＳＮＳ撮影、個展をはじめとした創作活動の発表、会議・ミーティング・ワークショップ・交流会開催などでの利用を見込む。インターネット環境を整備しており、撮影機材の貸し出しやアシスタントによる写真・動画の撮影も可能。利用時間は午前９時〜午後２時と午後４時〜同９時。現在は５時間１万１千円、平日のみ１時間３３００円で貸し出しているが、今後は変更する予定。その他、撮影の３時間・５時間・一日貸切パックの新設や照明機材の貸し出しを充実させる計画。同社ウェブサイトやＳＮＳから予約申し込みができる。現在、個人や団体を中心に月間２０〜３０組の利用があるという。
　山下社長は「コロナ禍で学会のリモートワーク会場としても使用いただくなど、利用用途は幅広い。交通アクセスの良さや広々とした空間、映像制作会社が構えるスタジオといった強みを生かし、利用実績を増やしていきたい」と話している。
　同社は２０１４年創業、１７年設立。２２年１０月期の年商は１億円。