波野村と高森町でじゃがいも生産本格化・・・・きむらのあられファーム

　農業生産法人�鰍ｫむらのあられファーム（甲佐町芝原、木村寿孝社長）は今夏から波野村と高森町でじゃがいも生産を本格化する。
　現在、甲佐町や山鹿市内でじゃがいもを年間５０トン栽培しているが、収益性確保を目的に生産量を拡大するもの。波野村中江の５万９千�uと高森町上色見の３万�uの農地を賃借。農業振興を目的とした阿蘇市の持続的畑作生産体系確立緊急対策事業補助金８２５万円を活用し、トラクターやハーベスターといった農業機械を導入する。初年度は２カ所合わせ２４０トンの生産を見込んでおり、県内の食品メーカーなどに卸すという。
　同社は食品総合商社�竃ﾘ村（熊本市南区流通団地２丁目、木村寿孝社長）のグループ会社で２０１４年設立。じゃがいものほか、木村で製造販売する米菓の原料であるうるち米やもち米を生産している。